2020年09月18日 12:44

日本海老協会は、「海老の日」を記念して、9月19日に、水産フードロス削減のために取り組んだ海老チリキット「本格的エビのチリソース」の開発を発表する。

日本海老協会は「海と日本」プロジェクトの一員として、水産フードロス問題に取り組んでいる。魚貝類は、頭と尾、内臓、殻など、そのままでは食べにくく捨てられがちな部分が多い食材。また、美味しく食べるためには鮮度が重要で、時間が経ってしまったり、保存の仕方を間違えると劣化したり、腐敗してしまい、食べられずに捨てられてしまうこともある。だからこそ、日本海老協会では、魚介類の命を頂くことへの感謝の気持ちを広げるとともに、食材を無駄なく丸ごと活用する工夫や、在庫品の流通促進などにより、水産フードロスの削減を生産者と一緒に図っている。

「本格的エビのチリソース」は、一物全体の心を敬い、海老を頭から丸ごと使う精神に基づき、捨てられてしまうことの多い「海老の殻」から「エキス」を抽出して調製した海老油で調理。海老にはアスタキサンチンや、キチン、キトサンといった成分が豊富に含まれる。また、海老は殻と身の間に旨味がたくさん詰まっている。その海老の「エキス」まで美味しく味わってもらうことで、海洋資源を守るとともに、フードロス削減の活動につながる。

なお、同商品は「海老の日」である敬老の日(9月21日)に合わせて、都内のスーパーマーケットにて発売開始予定。

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