2020年09月14日 16:46

河合楽器製作所のグループ会社である全音楽譜出版社は、合唱・歌唱のためのマスクを開発し、11月26日に発売する。
新型コロナウイルス感染の終息が見えてこない今日、音楽業界にとって演奏会の中止・延期はもとより、日頃の練習でさえ集まることが難しい状況となっている。とりわけ歌唱を伴う学校での合唱シーンや合唱団の人たちにとっては相当なストレスを感じる日々が続いている。そのような中、合唱界・音楽業界全体の活動を安心・安全に再開してほしいとの願いから、同社では合唱・歌唱用のコーラスマスクを開発した。
本マスクは顔の下半分を覆う仕様により飛沫飛散を抑え、口周りの空間の確保とズレを防ぎ、息苦しさや湿気による不快感を軽減。ソフトタッチな肌触りで、さらに耳かけタイプなのでフィット感を損なわない。また、ノーズワイヤーの調整で口元に生地が触れること無くブレスや発声が自然に行なえ、息苦しさの心配もない。
ブレスや発声も自然に行え、歌うシーンだけでなくピアノ等の音楽レッスンでも先生にも生徒にとっても会話のストレスを感じないつくり。こまめに換気をする練習環境においても着け外しが楽に行なえる。これから秋冬を迎えることになるが、首周りを温かく保つことによって免疫力の低下を抑えることも期待できるので、歌を歌う時以外にも利用できる。予定販売価格(税抜)1,300円。全国楽器店・河合楽器直営店・カワイ出版ONLINEなどで購入できる。詳しくはこちら。