2020年09月11日 13:58

ブラザー販売は、ブラザー初の無線LAN搭載により、刺しゅうデータの転送が簡単になった1頭10針業務用刺しゅうミシン「PR1055X」を10月上旬から発売する。

ブラザーは、刺しゅう用ミシンのラインアップとして、家庭で手軽に刺しゅうが楽しめるモデルから高品質な刺しゅうを実現する業務用モデルまで豊富に取りそろえている。業務用刺しゅうミシンは、ハンカチなどの小物からスーツや作業着といった洋服まで、さまざまな既製品に名入れやロゴを刺しゅうするサービス用途で店舗に導入されている。近年は、クリエーター市場の盛り上がりに伴うオリジナルグッズ製作用途で購入する個人客も増加している。

「PR1055X」は、無線LANを搭載したことで、刺しゅうデータ作成ソフトウェア「刺しゅうPRO11」をインストールしたパソコンから刺しゅうデータを転送できるようになった。USBケーブルが不要となるため、本体の設置場所の制限もなくなる。また、「無線LINK機能」を使えば最大10台に対し、刺しゅうデータの個別送信や刺しゅうの進捗状況がパソコンの画面上で確認できるようになる。また、専用のスマホアプリ「Brother My Stitch Monitor」を使えば、スマホから刺しゅうの進捗状況の確認が可能。糸切れや糸替えが必要なタイミングと刺しゅう終了時にはアラームで知らせる。さらに、搭載カメラにより大画面液晶に縫製物を映し出すことができる。液晶上で刺しゅうデータと重ね、仕上がりイメージを確認しながら位置合わせや微調整をすることが可能だ。

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