2020年09月10日 13:38

日本旅行は、うちゅう、シスコシステムズ、有人宇宙システム(JAMSS)、VAIOの4社と協業で、教育旅行のオプショナルプランとして利用ができる中学高校向け探究体験プログラム「ミライ塾」の取扱いを9月より開始する。

本取組では、筑波宇宙センター内の施設を使用したワークショップの実施やローバーの遠隔操作体験など、協業する各社が持つ技術やノウハウを最大限に活用し、知識だけではなく体験型ワークショップを合わせた探究体験プログラムとして提供することで、将来の進路を考える中高生に、宇宙産業、先端科学技術産業を身近に触れる機会を提供していく。同プログラムは、うちゅうが実施している宇宙教育のノウハウ、シスコのネットワークソリューション、JAMSSが実施している宇宙開発の知見に基づいたプログラム開発、VAIOの教育プログラムや製品技術をそれぞれ最大限に活用し融合した教育プログラムとなっている。

テーマ例は、「衛星データ利用×SDGs=持続的な街づくりとは?」、「日常と先端科学技術の接点とは?」など。実施例は、「人工衛星データ活用ワークショップ」、「ローバー体験ワークショップ」、「アイデア創出、問題解決ワークショップ」など。実施場所は、実際に宇宙飛行士の養成訓練で使用される筑波宇宙センター「閉鎖環境適応訓練設備」、先端科学技術を用いる企業、または学校での事前・事後学習などプログラムの内容と要望に合わせて柔軟に対応する。

なお、本プログラムの応用版として、法人向けに社員研修やリーダーシップ研修などで幅広く利用できる人材育成プログラムの提供にも着手していく。

日本旅行