2020年09月08日 18:00

旭酒造は、新丸の内ビルディング7階に期間限定のコンセプトバー「獺祭バー」をオープンする。
獺祭は、旭酒造が1990年から展開している日本酒の純米大吟醸ブランド。美味しさにこだわり、日本酒の伝統的な製造体制である杜氏を置かず、社員によるお酒造りを行っている。美味しさを追求するため、ITや機械を使いつつも、12階建ての本社蔵では120名を超す製造スタッフが丁寧に手作業で獺祭を造っている。
コンセプトバーに関してのプロジェクトが立ち上がったのは昨年秋ごろのこと。当初東京オリンピックで海外の人々を迎えることを想定し、東京のナイトシーンを楽しむ場にしようと、今年7月にオープンを予定していた。新型コロナウイルスの感染拡大によりオープンを見合わせていたが、「元気な東京の夜を取り戻したい」「飲食店さんに恩返ししたい」という思いからプロジェクトを再開。10月1日にオープンすることとなった。
獺祭の代表作「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」のロックなどを中心とした各種獺祭が楽しめるほか、毎週末に旭酒造の社員や蔵人も参加し、ここでしか楽しめないお酒を提供したり、イベントも企画する予定だ。内装デザインに、今回の「獺祭バー」をオープンさせるにあたり改装することになる「現バー」のインテリアデザインも手掛けた建築家・川添善行さんに協力してもらい、獺祭の世界観を表現したものになっている。
「獺祭バー」は10月1日オープン。