2020年09月08日 17:51

リサーチ・アンド・イノベーション(RNI)は、運営する「レシートがお金にかわる家計簿アプリCODE(コード)」で登録された、大量のレシートと商品バーコード情報を基に、2019年と2020年の夏(7月の1か月間)の買い物データを比較、調査。購入された商品カテゴリの変化など、その調査内容を公表した。

商品カテゴリ別、購入者数シェア増加率Top10において1位となったのは、マスク。コロナ禍の影響によるもので、昨年とは大きく暮らしが変化した結果であり、予想通りと言える。2位の麦茶は、いわゆるパックで水出し/お湯出しで淹れる麦茶。コロナ禍でのリモートワークの普及、外出機会の減少によって、おうち時間が増えた結果、消費機会自体が増えていると考えられる。さらに、低価格な経済性とノンカフェイン、ノンカロリーという健康志向の面からも消費者に支持されたとみられる。

3位の漂白剤は、コロナに対する消毒で注目された「次亜塩素酸ナトリウム」が含まれているため、4位のその他畜産は、家での自炊が増えた結果、ウインナーやハムの消費が増えたことによると予想できる。5位の荷造り用品は、コロナ禍によって生活様式も変わり、家で過ごす時間が増えたため、断捨離する人が増えた影響だと思われ、いずれもコロナ禍により、私たちの生活様式が一変したことを表す結果となった。