2020年09月08日 13:24

LIDDELL(リデル)は、同社に在籍する従業員らが、SNSとのつき合い方を今一度見直すための活動として「#エシカルタイム」プロジェクトをスタートした。

SNSが拓いた社会の光の側面としては、つながりをつくり、多くの人々に教育の機会を与え、経済活動や文化的な活動をも促進してきた。そして人々をエンパワーメントし、たくさんの素晴らしい変革を後押ししてきた。一方で日ごと進化し続ける情報技術によって、自らコンテンツをつくらなくてもタップひとつで共感や同調を示す参加の仕方が可能となり、情報流通の信ぴょう性よりも娯楽性が求められ、結果としてフェイクニュースや社会に分断を生む影の側面も大きな社会問題として立ちはだかっている。

SNSを活躍の場とするインフルエンサーと多くの企画を実現してきた同社には、自身がインフルエンサーとして活躍する従業員たちが在籍しており、今回インフルエンサー兼同社社員の神尾美沙さんの発案により「No SNS」というスローガンの元、「#エシカルタイム」プロジェクトをスタートすることになった。

「#エシカルタイム」プロジェクトとは、デジタルデトックスによる内省の機会を持つことで私たちが直面しているSNS上の課題を長期的にクリアしていくことを目指すもの。SNSでの高速かつ直感的な反応を日常にしていることで、失われたのは自ら考える時間と機会。自分で決めた一定時間をSNSを離れて過ごし、その分社会や自分自身との関わりを深く持っていこうと呼びかけていく。

「#エシカルタイム」Webサイト / インスタグラムアカウント