2020年09月08日 13:24

小川屋は、「素肌の玄米 冷凍おむすび」を9月8日より販売開始した。
小川屋は、1893年、初代の小川駒吉さんが創業。漬け魚を中心に、新潟の豊かな食材を新潟らしい製法で活かした商品の製造、販売を行ってきた。2016年に和僑商店ホールディングスが事業承継し、老舗の想いと技を活かしたリブランディングを進めている。
昨今求められている「手軽」「時短」といった食事に対する需要に加え、コロナウイルスの影響による自粛生活の中で、保存がきく食品へのニーズが一層高まっている。また、子どもが家にいる時間も増え、手軽でおいしいだけでなく、安心や栄養の重要性も増している。そのため白米ではなく、ビタミンやミネラル、食物繊維など、より栄養を豊富に含む玄米に着目し、新潟らしい手軽な軽食の定番であるおむすびを、保存がきくように冷凍おむすびとして開発することになった。
ただし「玄米は硬くクセがあって食べづらい」と思っている人も多いのでは、との仮説から、食べやすさを第一に商品開発を進め、行き着いたのが「素肌の玄米」だ。「素肌の玄米」は新潟県産の「みずほの輝き」という品種を使用。新潟県内の米屋が持つ特別な精米技術を用い、玄米の薄い皮膜をわずかに削る加工を施している。これにより吸水率を高めて玄米特有の硬さが和らげ、まるで白米のような食感を実現。また、内部のデンプンが表面に出てくることで、通常の玄米よりも旨味を感じやすい。種類は、鮭、しそひじき、しらすわかめの3種類。
価格は各種4個入り864円(税込)。