2020年08月27日 17:19

パナソニックライフソリューションズ社は、スマートフォン・タブレットなどの充電用USBコンセントを搭載した「産業・住宅用」リチウムイオン蓄電システム スタンドアロンタイプ(蓄電容量3.5k Wh)の受注を2021年1月15日より開始する。
近年多発している台風、ゲリラ豪雨、地震などに伴う停電により、蓄電システムのニーズは高まっている。また新型コロナウィルス感染拡大の影響による避難所での感染を避け、自宅待機をするための設備として蓄電池を設置しておきたいという潜在ニーズも見込まれる。
今回発売する新製品はこのような市場ニーズに応え、停電時の電力供給に貢献するほか、平常時の電力のピークシフトにも役立つ。またスマートフォンやタブレットなどの電子機器に、USBケーブルを使って直接接続できる充電用USBコンセントを4ポート搭載した。蓄電容量3.5 kWh、1500 VAの高出力で照明やスマートフォンに電力を給電しながら、電気ケトルなど高出力の機器へ同時に供給することが可能だ。耐震強度にこだわり、震度6強レベルの地震でも筐体が転倒しないことを確認し、高い耐震性を実現している。機器瑕疵保証、蓄電容量保証10年(無償)でオフィス、公共施設、店舗、住宅など、さまざまな施設で長期間使用できる。
「リチウムイオン蓄電システム スタンドアロンタイプ(蓄電容量3.5 kWh)」希望小売価格(税抜・工事費別)は、126万円。1月15日より受注開始。