2020年08月24日 07:43

freeeは、クラウド会計ソフトfreee(会計freee)の経費精算、支払依頼、各種申請のワークフローに新たに共有機能を追加した。

これまで申請内容を閲覧できるのは承認者・申請者・管理者のみだったが、新機能により最大15名まで共有することが可能になる。また、人事労務freee上のマスターデータと連携が可能となっており、共有したい部署の従業員を一括登録することが出来るなど、入力作業の手間を省き業務を効率化させるワークフローを提供する。

これまで経費精算、支払依頼、各種申請時に申請内容を閲覧できるのは「申請者・管理者・承認者」のみだった。そのため、急遽、他部署もしくは承認フローに含まれない人へ共有が必要になった時に共有できず、「紙の申請資料だったらすぐに共有できるのに」「紙の方が柔軟性がある」と意見をもらうことがあった。日本のクラウド導入率を牽引していくfreeeとして、クラウドが紙に劣っている部分を早急に解消すべきと考え、今回の共有機能の開発を行った。企業のリモートワーク導入が増加している中、クラウドを通じて情報の共有が徹底され、経理の作業をスムーズに行うことができる。今後は特定の部署や申請内容など、独自に設定したルールに基づき自動で共有対象者が一覧表示される機能の提供を予定している。

対象は、法人向けプラン「エンタープライズ」の利用者。