2020年08月21日 15:48

ヤマトホールディングスは、さらなる「働きやすさ」と「環境への配慮」をコンセプトに新制服を製作、9月16日から、セールスドライバーや窓口受付スタッフが同新制服の着用を開始する。

ヤマトグループでは、これまでも制服に使用する生地の素材研究、縫製方法、ポケット位置/サイズ変更等の部分改良を継続的に行ってきた。これらの改良により、日常の業務に十分な強度、耐久性を保ちながら、機能性、快適性の両立を実現してきたが、新制服では、これらの先端的な素材/縫製技術に加え、植物由来PET素材(従来は再生PET素材)を採用することで、「働きやすさ」と「環境への配慮」の両立が可能となった。また今回は、制服の新たなデザインを開発・採用することで、機能性、安全性、快適性を一層向上するとともに、着用する社員の誇りの醸成や仕事へのモチベーション向上も図る。

新制服の開発に当たっては、コンセプトである社員の「働きやすさ」と「環境への配慮」を追求するため、オリジナルの素材を開発し、全国各地で働く第一線の社員へヒアリングやモニタリングを実施、着用した感想などを集約、改良を繰り返した。また、これまで植物由来PET素材は、量産できる環境が世界的にみても整備されていないことから、生産コストが高く、採用する企業が少ない現状だったが、今回、東レ、帝人フロンティアに量産可能な生産環境を構築してもらい実現した。

ヤマト運輸