2020年08月21日 06:43

ダスキンヘルスケアは、病院・施設給食の中でも、朝食を冷凍弁当化する事により「早朝の人員確保問題」「厨房業務の省力化」という経営課題を解決する新商品「朝めしまえ」の販売を開始した。
ダスキンヘルスケアは、創業以来、「院内・施設内清掃」「院内滅菌」「クリーンエリア高度衛生管理」「院内物流」「受付・エスコート」など、病院・施設運営に必要なサービスを展開してきた。その中で、特に声が上がっているのが、厨房、特に早朝業務に携わる人員の不足をどう解消すべきかという点。そして、その人材不足が引き起こす厨房内の作業クオリティの低下と食品衛生上のリスク。さらには、食材費の高騰化という問題もあり、病院厨房内での働き方改革ならびにコストダウンを両方叶えていかなければならない状態が発生している。
同社では、「朝食を冷凍弁当」化する事で、作業時間の短縮による無理のない人材配置と、トップシール貼付による異物混入防止、全体的なコストダウンが可能になると考え、アイサービスが開発した冷凍弁当を販売することにした。「朝めしまえ」の調理されたおかず・ごはん・味噌汁は全て容器に盛り付けられ、冷凍した状態で届く。容器は使い捨てなので、洗浄作業も不要。作業は、スチームコンベクションオーブンなどの加熱機材に「朝めしまえ」をセットするだけ。業務時間の短縮により、早朝シフトなど、難しい人材確保問題が解決する。
価格は、おかずのみ1食200円~、ごはん・味噌汁セット1食400円~。販売エリアは、関東(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)、関西(大阪府・兵庫県)より開始。









