2020年08月20日 14:23

イオンネクスト準備は、千葉市緑区誉田町に国内初となるCFC(顧客フルフィルメントセンター)建設予定用地の取得に関する予約契約をエム・ケーと締結した。

イオンは、2019年11月に英国テクノロジー及びネットスーパー企業Ocado Group plcの子会社であるOcado Solutionsと日本国内における独占パートナーシップ契約を締結した。12月には、「イオンネクスト準備株式会社」を設立し、2023年に、最先端のAI及びロボティクス機能を導入した日本初のCFC建設とネットスーパー事業の本格稼働を目指し、準備をすすめている。

そして今回、イオンネクストは国内初となるCFC建設予定用地の取得に関する予約契約をエム・ケーと締結。CFCの特長は、センター内で約5万品目の商品を品揃えすることができ、さらにロボットとAIによる24時間稼働や効率的なピックアップにより、安定的な供給力を誇る点だ。Ocadoは、英国を拠点とするテクノロジー企業であり、ネットスーパー運営会社。Ocadoのソリューションを活用し、CFC内のロボットは50点の商品を約6分間で処理することが可能だ。また、最先端のAIアルゴリズムを用いて、常に最適な配送ルートを特定することができることから、最も効率よく顧客に商品を届けることが可能になる。

今回、誉田に建設するCFCの建築面積は2万7500平方メートルで、千葉県および首都圏を対象に生鮮食品を含む暮らしの必需品を中心に、オンラインで顧客から注文を受けて宅配するオンライン・スーパーマーケットのサービスを提供する。

イオン