2020年08月20日 12:51

We’ll-Being JAPAN(ウェルビーイング・ジャパン)は、8月1日より、越境ECサイト「We’ll-Being(ウェルビーイング)」をオープンした。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4月の訪日外国人旅行者数は、前年の292万人から99.9%減となる2900人となった。いつ旅行者を迎えられるようになるのか見通しが立たない中、地方の企業も、訪日が叶わない旅行者に応える対策が必要になっている。一方で、外出や旅行が制限されるため、オンラインでのお取り寄せやSNSでのご当地グルメへの興味は高まり、動画を使った製品紹介やEコマースへの需要が増えている。そこでウェルビーイング社では、地方自治体と連携しメイドインジャパン製品を発信・販売できる越境ECサイト「We’ll-Being」を開始することとした。

「We’ll-Being」は、地方自治体と連携して、メイドインジャパン製品を海外に販売するプラットフォーム。千葉県銚子市、新潟県妙高市、北海道札幌市と提携契約を結び、地方特産品の販売をウェルビーイング社が取次ぐ。「生産者の思い」「生産工程」「地域ならではの調理方法」を日本語・英語・中国語・台湾語・韓国語の5カ国語で動画配信。ワーケーション支援事業との連動により、海外拠点のある国への販路開拓や販促活動を行う。その他の特徴は、多言語対応、多通貨クレジットカード決済、最短3日からの海外配送など。今後の展開としては、越境ECサイトで取り扱う品揃えを増やすことにより、地域産品の海外市場での売上を向上し、地方創生に貢献する。

越境ECサイト「We’ll-Being」