2020年08月20日 12:50

OKANは、富士薬品に在籍する全国992事業所、約5000名の正社員を対象に、人材定着支援サービス「ハイジ」の提供を開始した。
「ハイジ」は、働き「つづけられる」組織をつくる、人材定着のための組織改善サービス。従業員アンケートと結果レポートによって、人材定着と関連の深い組織の課題を数値化することができる。約50問の質問回答をもとに15項目で分析し、部署・年代・性別等のカテゴリでスコアを作成、改善までをサポートする。PC・スマートフォンでアンケート調査を行い、結果レポートを閲覧するまでのシステム利用料は無料。その他、「伴走支援プラン」など有料オプションも用意、根本的な課題解決を目指す。
複合型医薬品企業の富士薬品は、事業所が営業所、ドラッグストア、調剤薬局、工場、研究所など多拠点にわかれており、健康経営を推進する上で、働く環境が多様な従業員の状態を可視化した上で適した対策を実施することに課題を感じていた。また、可視化できないことによって、課題を特定することが難しく、効果的な離職対策が講じられない状況だった。
これを解決する手段として、人材定着支援サービス「ハイジ」を導入。働き「つづけられる」組織をつくるために人材定着と関連の深い、多様な働き方、フィジカルヘルス、メンタルヘルス、経営への信頼などの組織の課題を、部署・年代・性別等の様々な切り口での可視化が可能となった。施策の立案・実行・効果検証を行うことで従業員の働きやすい環境づくりを目指し健康経営を推進していく。