2020年08月18日 14:41

サンリョウは、近年激しくなる一方のゲリラ豪雨などの水害・浸水被害への「備え」として、止水高1m以上を実現する止水シート「GENTI SANWRAP(サンラップ)」を新発売した。
近年、夏に限らず、多発している集中豪雨(ゲリラ豪雨)。2017年度の台風などの風水害による建物被害は合計で全壊437棟、半壊2737棟、床上浸水8348棟、床下浸水1万8509棟。近年の台風や豪雨の激化により、その被害は大きくなっている。浸水した水の多くは下水を含んだ汚泥であり、悪臭を放ち、不衛生だ。被害状況によるが、浸水した資材や備品等の処分費などもあり、その他もろもろの費用も合わせると被害総額が数百万円になることもある。
今回開発した「GENTI SANWRAP」は、建物への浸水被害対策に活用できる。会社の大切な資産である資材・備品などを保管している倉庫・建物等を守るために開発された。ラップのように建物ごと包むので、広範囲で建物ごと守ることができる。部分的な浸水被害を防止する従来品とは違い、止水高1200mmで浸水被害を防止。土のうだと重く運ぶのも調達するのも大変だが、1枚600gのシートをファスナーでつなぐだけで建物に合った形で組み合わせられ、簡単に設置できる。過去に被害にあった人はもちろん、台風・豪雨などに備えが必要と感じている人も、被害にあう前の備えとして同商品が活用できる。