2020年08月17日 14:50

ReBitは、先生向けLGBTオンライン情報センター「Ally Teacher’s school」を、8月17日に公開する。

ReBitは、LGBTの子ども・若者特有の困難解消と、多様性を包摂する社会風土の醸成を通じ、LGBTを含めた全ての子どもがありのままで大人になれる社会の実現を目指す認定NPO法人だ。

特にセクシュアリティについて思い悩むのは、思春期・第二次性徴期であると言われている。LGBTの68%がいじめを経験し、自死念慮は第二次性徴期(小学校高学年~高校)がピーク。内閣府の「自殺総合対策大綱」にも、「自殺念慮の割合等が高いことが指摘されている性的マイノリティについて、無理解や偏見等がその背景にある社会的要因の一つであると捉えて、教職員の理解を促進する。」と明記されている。だからこそ、学校がLGBTの子どもにとっても安全な場であることが重要であり、その担い手として学校の先生ができることは多い。しかし、教員の9割はLGBTについて学んだことがないという調査がある。

「Ally Teacher’s School」は、先生が主体的にLGBTについて「学び・つながり・行動する」ためのオンライン情報センター。LGBTの理解者・支援者である「アライ」の先生が全国に増え、LGBTの子どもにとっても学校を安心で安全な場所にすることを目指している。情報センターには、書籍・教材等を目的別・種類別・対象別に検索できるシステムや、授業実践やクラス運営での取り組みの紹介、先生同士で情報交換ができるオンラインコミュニティが備わっている。

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