2020年08月17日 14:31

ランサーズは、プロフェッショナルなフリーランス100万人以上が利用する「Lancers」に7月31日時点で登録している副業・複業者を対象に、利用状況調査を行った。
同社は、テクノロジーの活用によって、あらゆる個人を広義のプロフェッショナルに変える「オープン・タレント・プラットフォーム」を構築することによって、ミッションである「個のエンパワーメント」を実現。「テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくる」をビジョンに掲げ、フリーランスに直接発注「Lancers」などの事業を運営している。
今回実施した「在宅勤務推奨時における副業・複業者のサービス利用状況調査」は、Lancersに登録する副業・複業者のうち1490人から回答を得た。副業・複業を開始した時期についての質問では、3割が新型コロナウイルスの感染が拡大し、在宅勤務が推奨された2月以降に副業・複業を開始したと回答。副業・複業を開始した理由としては、「収入減少のため」が最も多く14.5%、2番目が「スキルアップのため」で9.2%だった。将来の不安や、コロナ禍で人生を見つめ直した結果、通勤時間の減少等で浮いた時間に副業・複業を開始した人が増加したと推測される。
また、今回の調査では、2月以降に仕事を開始した副業・複業者の約3割が本業で働く会社で役職についていることがわかった。本業で役職についている登録者は、エンジニア、コンサルタント、マーケターといった専門職種で副業・複業を行っている割合が全体の平均と比較して高い。本業で培った専門知識を副業・複業でも活用していることがわかった。