2020年08月14日 14:12

YOLO JAPANは、8月6日、大阪市の浪速区役所と外国人向け防災セミナーを共同開催した。

YOLO JAPANは、在留外国人の豊かな生活を実現するために、226カ国・16万人が登録する在留外国人向け求人メディアの運営を行っている。大阪市浪速区役所 浪速区まちづくりセンターは、大阪市コミュニティ協会の運営による、行政と地域の中間支援組織だ。

日本で多く発生する地震や台風は、外国人にとって経験のない場合がある。YOLO JAPANが2019年7月12日~8月29日に行った、災害への備えに関するアンケート調査結果によると、回答した在留外国人422人のうち62%(262人)が「外国人を交えて地域で防災及び避難訓練を行う」ことを望んでいることが分かった。在留外国人が防災情報に高い関心があることを受け、同社では災害時避難所でもある外国人向け就労インバウンド施設YOLO BASEで、日本語学校に通う留学生を中心とした在留外国人に向け防災セミナーを行った。

セミナー当日は在留外国人と地域住民で10名以上が参加し、大阪市浪速区役所の小原さんと浪速区まちづくりセンター平井さんにより、大阪府北部地震を振り返り地震や台風などの災害が発生した際の対応や大阪市防災アプリの紹介などについてやさしい日本語でゆっくりと話し、また英語で同時通訳を行うことでうなずきながら聞く外国人の姿が多く見られた。

外国人向け就労インバウンド施設YOLO BASE