2020年08月13日 18:53

出光興産は、8月12日に4ヵ国、7拠点をつなぎ、小中学生を対象とした、オンライン「こども参観」を実施した。「こども参観」は、仕事と家庭を両立する社員が男女ともに増えている中、親子のコミュニケーション促進と、子育て世代への職場の理解を深める機会の創出を目的に19年より実施している。

本年はコロナ禍の状況下ではあるものの、今できる範囲の中で工夫し継続することが必要と考え、次世代育成支援として、こどもが親の働く企業や社会を知る機会の創出を目的に、オンラインで開催することとした。

当日は国内4拠点、海外3拠点から社員のこども達19名が参加。製油所・石油化学工場を有する千葉事業所から、エネルギーの安定供給や安全管理の重要性を紹介するとともに、ハノイ事務所(ベトナム)から燃料販売における、日本と海外のサービスステーション(SS)の違いなどを紹介した。質疑ではこども達から、海外のSSに関する疑問や、24時間操業している製造現場への率直な質問があった。

参加したこども達からは、「出光興産で仕事をしている人たちがすごく多く、海外にも沢山の会社があるとは知らなかった。」「石油は、私たちの生活に欠かせないものに使われていて、親の仕事が社会に役立っていることが分かり嬉しかった。またタンカーや製油所は安全に配慮されていていることが、よく分かった。」などの声があがった。