2020年08月13日 18:39

JR東日本スタートアップと、コークッキングは、駅の物販・飲食店などにおけるフードロス削減の実現に向け、資本業務提携することを合意した。

JR東日本グループでは、物販・飲食店が出店する商業施設を多く保有しており、天候やイベントの影響などの理由から流動予測がつきにくく、また厨房を持たない店舗などは発注の柔軟な対応が難しいため、フードロスが発生してしまう課題があった。こうした課題を解決するため、JR東日本スタートアップとコークッキングは、コークッキングが提供するフードロス削減のプラットフォームの導入と、多くの飲食店が出店する駅で働く従業員をマッチングさせる新たなフードロス削減プラン「レスキューデリ」を開発。実際に東京駅の実証実験では、月間で1トンもの食品ロスを削減できたことから、この度本格的な事業化に向け資本業務提携に至った。今後はこの連携を通じて、フードロスを削減する新しい「エキナカ食品エコシステム」の構築を目指す。

コークッキングは、「食」を切り口に、考える様々なきっかけを提供し、「人々の創造性」「コミュニティの多様性」そして「心身の健康」の促進に取り組む企業。飲食店や販売店に存在する「まだ安全に美味しく食べられるのに捨てざるをえない状況にある食事」を美味しくお得に購入することによって「レスキュー」できるフードシェアリングサービス「TABETE」を展開している。