2020年08月11日 18:39

ホテルグレートモーニング博多は、ホテルで使用する全ての電気を自然エネルギー由来の電気に切り替えた。

「持続可能な開発目標(SDGs)」のターゲットにも掲げられ、早急に取り組まなければならない課題として位置づけられている気候変動問題。その問題解決に貢献する一つの手段としてホテルグレートモーニング博多はホテルで使用する全ての電気を自然エネルギー由来の電気に切り替えた。この取り組みによって、宿泊ゲストが滞在中に使用する全ての電気が自然エネルギー由来となるため、環境に配慮した滞在が可能になり、年間約2900本分の杉の木に相当するCO2が削減できる見込みだ。また、電気代の約0.5%は自然エネルギー発電所を増やす基金として積み立てられる仕組みとなる。

ホテルグレートモーニング博多では、自然エネルギー由来の電気に切り替えるだけでは根本的な解決にはならないと考えている。ホテルの客室には風の無いエアコン「F-CON」を採用。F-CONは輻射熱によって快適な温度に調整するため、一般的な送風式の空調に比べ、約2℃の温度改善が得られると言われている。また、客室に採用しているオーガニックタオルのIKEUCHI ORGANIC、寝具のIWATA社の工場も再生可能エネルギーを利用しており、ホテル全体のサービスや商品を通して気候変動問題解決に貢献しながら、高い品質のサービスを提供することを目指している。