2020年08月11日 13:03

ガジェットガレージは、殺菌灯と光触媒による除菌システムを実装した1~2名用個室「BlueBox」を開発した。

同社は、2014年にエクスポネンシャルテクノロジーで社会課題を解決する目的で創設した。「BlueBox」は、パナソニック製殺菌灯、東芝ライテック製殺菌灯と、東芝マテリアル製の室内光で反応する光触媒ルネキャットをベースにした室内コーティングを組み合わせた独自のシステム(BB除菌システム)を実装。感染症対策の一つとして不特定多数の人が利用するシーンでの活用に最適な置くだけの可動式個室となっている。

BB除菌システムに加えて、自動消化装置付きのモデルもリリースする計画となっており、スプリンクラー設備が義務付けられているフロアーへも天井の工事無しで設置可能となる。快適性と安全性を実現させるため狭小住宅で多くの実績がある一級建築士に設計を依頼した。紫外線による除菌は効果を最適化するために産学連携による監修下で、照射する線量を評価することにより効果検証を行っている。また殺菌灯には安全性を高めるための安全装置も実装。光触媒による除菌も人体に有毒性はない。

利用方法は、利用前の室内に人がいない状態でUV-Cを照射して室内全体を除菌し、利用中は菌が付着した壁、床、デスク、チェアーに対して室内灯によって光触媒が反応して除菌を行う仕組みだ。オフィスユースに加え、対面での問診/診察、ネイルサロン、または授乳室など感染症対策が必要な用途に最適。8月11日より、東京都港区六本木のショールームにおける試作品見学会の受付を開始する。

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