2020年08月11日 13:02

プラスロボは、8月11日、介護施設利用者の日常の様子をアルバムとして毎月家族ごとに自動共有できる写真のお便りサービス「つなぐらむ」の提供を開始した。

新型コロナウイルスの感染防止対策として、介護業界では多くの施設が「面会制限」を継続しており、施設利用者とその家族が思うように会えない日々が続いている。「様子を知りたい」「顔を見たい」という家族の要望に応えるため、ビデオ通話によるオンライン面会を取り入れる動きもあるが、日々のオペレーションや環境などの問題から活用が進んでいないのが現状だ。また、様子を伝えるために利用者の写真を印刷して郵送で家族に送るなど、写真共有の手間が負担になっているという課題もあった。こうしたコロナによって生じた新たな業界課題を解決するために、「つなぐらむ」の開発に至った。

「つなぐらむ」では、スマホやPCで利用者の写真を、各利用者のファイルにアップするだけで、その利用者の家族ごとに「写真のお便り」として施設生活の様子を毎月自動的に届けることができる。お便りには、月ごとにテンプレート文が用意されており、任意で「行事のお知らせ」などを追記することも可能。また今後は、「つなぐらむ」で管理したアルバムを、誕生日などの記念日にプレゼントとしてフォトブック化したり、顔認証機能によって写真を自動で利用者ごとのフォルダに振り分ける機能の実装を検討している。

価格は、業界応援企画として2021年の1月まで「価格自由」で提供。顧客がサービスコンセプトへの「共感度合い」で選択(0円、3000円、6000円、9000円、12000円)できる。

つなぐらむ