2020年08月05日 18:14

HAKUBAVALLEY TOURISMは、新型コロナウイルスによる脅威から、訪れる人、観光事業の担い手である従業員、そして地域に根ざす住民それぞれの安心・安全に配慮する為、また、「with / afterコロナ期」にさらに清潔で快適な観光地域に成長する為に、「HAKUBAVALLEYクリーン認証制度」を制定した。

三市村に跨り10のスキー場が集積するHAKUBAVALLEYは、1980年代のバブル期と比較して観光客が半分近くまで落ち込んだ。1998年には長野オリンピックを開催したにも関わらず、スキー客に至っては三分の一まで減少し、多くの宿泊施設が廃業に追い込まれる等の事態となった。これに歯止めをかけるべく、2005年頃から「インバウンド観光」に力を入れた結果、冬の間に約37.5万人もの外国人観光客を受け入れるまでに復活。しかしながら2019年末から現在に至るまで新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい続け、グローバル経済、とりわけ観光事業には大きな影を落としている。

HAKUBAVALLEYクリーン認証は、そんな新型コロナウイルス影響下においても地域一体となり、観光地域として、また当エリアが目指す世界水準のマウンテンリゾートの形成において最も重要な「安心・安全」の提供、そして将来に向けより快適なリゾートステイに必要な「清潔さ」を加えた観光地域づくりを推進することにより、持続可能なリゾートとしてのレベル向上を目指す。