2020年08月04日 14:50
美術検定協会は、「2020年美術検定」をオンライン試験として実施する。
「美術検定」は、作家や作品、時代の流れなど美術に関する基本的な知識を持って、美術館や展覧会をもっと楽しみたい人、美術の知識に関する資格として、高校・大学への進学や就職に活かしたい人、「アート思考」などビジネスシーンでも役立つ教養として、美術の知識を身に付けたい人、美術鑑賞の楽しみ方やそこから得られる感動を、人にも伝えたい人、などを対象としている。
美術は、作品を「つくる力」だけで生み出されてきたわけではない。人々の「みる力」によって、育まれ伝えられてきた。作品を知り、作家やその時代・社会を知れば、作品からもっとたくさんのことがみえてくる。「美術検定」は、「みる力」のステップアップを応援する。
同協会は、今般の新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、受験者の安心・安全と感染拡大防止を最優先に考え、2019年までの会場試験に替えて、「2020年美術検定」をオンライン試験として実施することとした。受験者には、インターネット環境のある自宅等から、パソコン・タブレットで受験できる。
受験料は、「4級」3970円、「3級」6110円、「2級」7950円、「1級」9990円(すべて税込)。試験実施日は、「4級」8月3日より開始(通年開催)、「3級・2級・1級」11月7日・8日。