2020年08月03日 10:02

Next Paradigmは、女性のキャリア設計をサポートするために低用量・中容量ピルが当たり前に使われる社会を目指し、ピル特化のオンライン診療サービス「AnyPill(エニピル)」をリリースした。
同社は、「新しい常識をつくる」をミッションに掲げるベンチャー企業。サッカーの本田圭祐さんや東大の松尾教授からも投資を受けるなど、社外からも高い評価を得ている。
日本のピル普及率は4%と、アメリカ、フランスの40%、ドイツの35%と比べても著しく低い数字にとどまっている。その一つの原因として日本ではピル=避妊のイメージが強く、使っていることが恥ずかしい、産婦人科に行くことすらも恥ずかしいという認識がある。その結果として生理痛やPMSに苦しんでいても我慢するという選択をする人がいるのが現実だ。同社は、ピルの処方から受け取りまでをオンラインで完結させることでピルの利用がさらに広まると共に、距離・時間・産婦人科に足を運ぶことの恥ずかしさを超えて本当に必要としてくれている人の元に届くと考えている。
「AnyPill」は、オンラインで医師からの診察、処方、薬の受け取りまでを完結させることができるサービス。同サービスは、働いている人にも便利な土日・祝日も診療(アフターピルは毎日)、安心のライン無料相談窓口、最短翌日に届くスピード配送、といった特徴がある。