2020年08月03日 09:37

ルネサンスは、8月より、「がん特化型オンライン個別レッスン」をスタートする。

同社は、全国172拠点で(3月末・受託施設含む日本国内施設数)、スポーツ施設、健康増進施設、リハビリに特化した通所介護施設等を展開している。今回、大阪府立病院機構大阪国際がんセンター患者交流棟内で運営しているルネサンス運動支援センターで、全国のがん闘病中の人を対象者とした「がん特化型オンライン個別レッスン」をスタートする。

生涯でがんに罹患する確率は、男性65.5%、女性50.2%と、2人に1人が罹患する状況だ。また、生活習慣を背景に現役世代の患者が増えている。一方、がん検診受診率の向上により早期発見が可能となり、医療技術の進展でがんは治療の効果が期待できる病気となった。そこで、がん治療前・中・後における生活の質(QOL)維持・向上を支援する仕組みの必要性が高まっている。

「がん特化型オンライン個別レッスン」では、大阪国際がんセンターリハビリテーション科で技術指導を受け、がんの専門知識を備えた運動指導員が、手術後に落ちた体力や治療の副作用による身体不調、肩や腕の痛み、むくみの解消、再発予防の為の運動習慣の獲得など、目的に応じて個別にプログラムを作成し、遠隔会議システム(Zoom)を活用した運動指導を行う。レッスンメニューのコース名は「肩と腕の動き改善コース」「むくみすっきり改善コース」で、対象は乳がんに罹患した人。順次、対象者やサービス内容を拡充していく。

料金は各コース1万9800円(税込)。

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