2020年07月22日 14:19

eiicon companyが運営する事業活性化メディア「TOMORUBA」は、7月22日、全国の自治体が取り組んでいるオープンイノベーションをまとめた「自治体オープンイノベーション77選」カオスマップ(2020年版)を作成し、公開した。

「TOMORUBA」は、事業を創るビジネスパーソンのための「事業を活性化するメディア」。全国各地あらゆる業界のスタートアップ・中小企業・大手企業から地方自治体・大学まで、資金調達・資金提供・共同研究などの様々な情報や事業を創るためのノウハウ情報などを配信している。

日本におけるオープンイノベーション(OI)の取り組みは、これまでの「大企業×スタートアップ」のものから、2018年頃を境に「自治体×地場企業×スタートアップ」の案件が急増している。また、自治体におけるOIは、急務とされるスーパーガバメントなどのDX推進や、地方への企業誘致などにも既に活用され、また国内のマジョリティを占める中小企業にとっても、課題解決の手段として大きく注目を浴びている。

「TOMORUBA」では、自治体OIの中から全国32都道府県、77件の概要をまとめ、カオスマップと併せて作成・公開した。地場企業とスタートアップが共創を生み出すプログラムや、スタートアップのインキュベーションを目的とするプログラム、さまざまな企業・団体が繋がることがきる拠点作りなど、さまざまな工夫がされた自治体OIを網羅している。OI実践を考える事業会社や他県の自治体の参考に活用可能だ。

TOMORUBA「自治体オープンイノベーション77選」カオスマップ(2020年版)