2020年07月20日 12:30

MFSは、不動産会社向け住宅ローン業務代行サービス「モゲビズ」の正式版を、7月20日から提供する。
「モゲビズ」は、不動産会社にとって住宅販売業務の約3割(同社調べ)を占める、住宅ローン選定から融資実行におよぶ一連の住宅ローン業務を効率化するために開発されたサービス。不動産会社はオンライン上で、顧客ごとのステイタス管理やスケジュール管理、ローン審査に必要な書類のストレージ、顧客とのチャットによる会話ができる。その他にも、不動産会社が自社で集客した顧客に対して、「住宅ローン借入可能額を物件紹介前に推定できる機能」も搭載。物件決定後のローン審査で否決となる可能性を低くし、効率的な商談が行うことが可能だ。
ベータ版では、ITを活用して不動産会社における住宅ローン業務を全面代行してきたが、正式版では同社が事前に住宅ローン借入可能額を判定した住宅購入希望者を不動産会社へ紹介する機能(モゲパス)を追加した。これにより、コロナによって集客が苦戦する不動産会社をサポートすることが可能となり、不動産会社は「モゲビズ」を活用して、不動産購入希望者の集客と住宅ローン業務の効率化の向上を図ることができる。
なお、「モゲビズ」正式版の提供第1社目として、GA technologiesが、同日より、住宅に関する総合窓口「RENOSY 住まいの窓口」にて本サービスの運用を開始する。