2020年07月20日 11:45

阪神電気鉄道と尼崎信用金庫で構成する「てらまちプロジェクト協議会」は、阪神尼崎駅南部の寺町・開明町エリアを拠点に街の賑わいを創出する地域の活性化事業「てらまちプロジェクト」の情報を発信するWEBサイトを7月17日に公開した。
寺町・開明町エリアは、阪神尼崎駅から南側へ3分ほど歩いたところにある、重要文化財などを多く所有する11のお寺が集中し、駅前の賑わいとは少し違った雰囲気のエリアだ。
「てらまちプロジェクト」は、阪神の創業地であり、尼信の本店所在地である尼崎が更に「住み続けたくなる」「訪れたくなる」「移り住みたくなる」「働きたくなる」まちになるきっかけを、市民・地元の人々との協働により生みだしていくプロジェクトだ。阪神及び尼信は、2017年3月から活動を開始し、2019年8月に「てらまちプロジェクト協議会」を設立。これまで地域の歴史を楽しく再発見する新しい学びの場「てらまち学」の実施や、地域内外の人たちが企画し、まちの魅力を知ってもらう市民活動醸成型イベント「てらまちワークショップ」の実施など、積極的に地域活性化に取り組んでいる。
同WEBサイトでは、これまでに実施した尼崎の歴史や文化を学ぶイベントなどの様子や現在の活動内容を紹介。また、寺町・開明町エリアを楽しく散策するためのガイドとなる情報を紹介している。同プロジェクトでは、今後も尼崎の歴史をもとにした創作ご当地講談会の開催や、地域活動づくりの支援、地域の空き家等の利活用など、誰でも参加できる取組みを予定しており、情報は同WEBサイトで発信する予定だ。