2020年07月15日 19:02

カンテックは、降雨日の商業施設やオフィスビルなどの入り口で、傘についた雨の滴を簡単に振り落とすことができる「傘ふるふる」を、2月4日(火)から発売している。

本商品は、水を弾きやすいポリエステル素材の特殊マットを本体の側面に使用しており、そのマットに当てるように傘を強めに振るだけで、簡単に雨のしずくを振り落とすことが出来る。傘を何本連続で使用しても、使用中に雨水が逆戻りして傘を濡らすことがないように設計。「傘ふるふる」の下には、水が床にこぼれないように水受けトレイを設置しており、貯水量は約2.7リットル。特殊マットの交換目安は5~6年ごとに一度で、使用済のマットは、燃えるゴミとして廃棄することが可能。

また「傘ふるふる」を設置することで、商業施設やオフィスビルへ入館する際、濡れた傘をしまうためのビニール袋を使用する必要がなくなるので、一枚あたり約3円の傘用ビニール袋のコスト削減と、環境対策の一環として脱プラスチックを促進することができる。使用後のビニール袋を回収する必要がない為、ビニール袋に直接触れる機会もなくなり、新型コロナウイルス感染症防止対策として接触を回避することも可能。

本商品はスーパーやドラックストアといった施設で数台導入済みで、今後、デパートや商業施設、病院、銀行、ホテル、飲食店、公共施設などに販売していく。メーカー希望小売価格は126,000円(税抜)、Amazon(アマゾン)やASKUL(アスクル)などからも購入可能。