2020年07月14日 18:43

Miraieは、プログラミングを教えることに最適化されたオンラインツール「coderoom(コードルーム)」に新たな機能を追加した。本サービスは、リアルタイムで質問者と回答者がソースコードを共同編集することにより、まるで「隣で教えているかのような」プログラミング指導を実現するコミュニケーションツール。
指導内容が複雑になると、文面によるやり取りでは時間も手間もかかり、もどかしく感じることがある。そういった場合は画面上のマイクボタンをクリックすると、簡単に音声でのコミュニケーションに切り替えることができる。文字よりも口で説明する方が得意という人にも打ってつけの機能となっている。
また、プログラムの実行背景を文字や言葉で伝えてもらっても理解し難いことも多いが、画像共有機能は、こうした「見た方が早い」という状況のときに非常に便利な機能。相手の見ている画面をそのまま送ってもらえるので、回答者側は原因を特定しやすくなる。
さらに、Wordやgoogleドキュメントのコメント機能のように、ソースコード上の間違いに対して、別途アドバイスやコメントを挿入できるようになった。エディター上で範囲指定するとアノテーション挿入のアイコンがポップアップされ、クリックすることでコメントを記載できる。挿入したアノテーションは右側の画面にて一覧化されるので、指導や修正が必要な箇所を分かりやすく特定することができる。