2020年07月10日 14:43

東光鉄工は、人命救助や災害出動現場における情報収集、レスキュー活動などに活用できる多目的防水ドローン「TSVーRQ1」を発表した。
同社は開発から3年、耐風性・防水性に加え、浮沈構造を追加するなどレビューを繰り返しながら、国内製にこだわった新しいレスキュードローン「TSVーRQ1」の製品化に成功した。2017年の開発当初、国内の多目的防水ドローンは防滴レベルであり、付属品においては防水ではないものもあった。一般的な空撮機には防水仕様もあるが、「純国産」のレスキュードローンの開発は国内初となる。
「TSVーRQ1」の特長は、空気抵抗の少ない、デザイン性を併せ持つ流線型ボディ形状により、強風時・悪天候でも安定した飛行が可能(耐風18m/s、防塵防水IP55)。2重モノコック構造により、気密性(浮沈構造)も実現。フライトコントローラーも国内製を採用し、機密性の向上を図った。取り付け簡単なアタッチメント式を採用したオプションも多彩だ。
近年、災害の多様化によって救助現場のみならず、防災・減災の必要性が注目されている。多機能・高性能なレスキュードローンの役割は大きく、国が進める「国土強靭化計画」への貢献にもつながる。同社は、ものづくり企業の使命として、「TSVーRQ1」の開発目標に「地域貢献」「社会インフラ貢献」を掲げている。製品化によりドローンを活用する地域企業を育成し、雇用拡大などの形で支援するとともに、社会インフラ維持、メンテナンス効率化も目指す。