
マイボイスコムは、4回目となる「魚肉加工品の利用」に関するインターネット調査を6月1日~5日に実施し、1万267件の回答を集めた。
マイボイスコムは、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社。今回の調査結果によると、魚肉加工品(魚介類のすり身を使った食品)が好きな人は、「好き」「どちらかといえば好き」を合わせて7割強。高年代層で比率が高く、男性60・70代では「好き」が5割弱と特に高くなっている。魚肉加工品を食べる頻度は、「週1回程度」「月に2~3回」がボリュームゾーンだ。
直近1年以内に食べた魚肉加工品は(複数回答)、「ちくわ」「かまぼこ」が8割前後、「さつまあげ、つけあげ」「かにかま」「魚肉ソーセージ」「はんぺん」が5~6割。「はんぺん」は関東や中部、「なると」は北海道・東北・関東で比率が高くなっている。魚肉加工品を食べる人に、どのような時に魚肉加工品を食べるかを聞いたところ(複数回答)、「夕食」が82.8%、「昼食」「おつまみ」が各20%台、「お弁当のおかず」「朝食」が各2割弱となった。
魚肉加工品の魅力は(複数回答)、「そのまま食べられる」が45.3%、「良質なたんぱく質がとれる」「味が良い・好き」が4割前後、「価格が安い」「調理が簡単」「低脂肪、低カロリー」が各3割弱。「そのまま食べられる」「調理が簡単」は、女性高年代層で比率が高い。魚肉加工品について不満がある人は4割弱。不満に感じる点は(複数回答)、「食品添加物が気になる」「塩分がきつい」が各1割強。魚肉加工品をまったく食べない人では、「においが生臭い」「味が苦手」「食感が苦手」が上位3位となっている。