2020年07月09日 19:08

NOTEは、2014年に火災により焼失してしまった同市内の茅葺古民家の宿「天空農園」が建っていた場所に、地域活性の新たな拠点として一棟貸しの宿「NIPPONIA 後川 天空農園」を再建、7月16日より開業する。同日にメディア向け内覧会とオープニングレセプションを開催する。
施設の運営は同市を拠点に地域PR事業等を手掛けているLocal PR Planが担う。今後、後川地域の活性化を目的に、集落住民と連携しながら農産物を加工したオリジナル製品の開発等にも取り組んでいく予定。良質な米の産地である後川地域の米のブランド力を高めるため、地域住民、市、民間企業と広く連携した事業展開も進めていく。
施設のある原集落は綺麗な水辺でのみ生息するアカハライモリやモリアオガエルなど希少な生物も生息しており、豊かな自然環境が保たれている。施設は、最大8名までが宿泊できる一棟貸しスタイルの宿となっており、棚田を見下ろす里山ビューを目いっぱい楽しめるようなデザインとなっている。施設名である「NIPPONIA 後川 天空農園」は、現在当施設が建っている場所に存在した大きな茅葺古民家の名称「天空農園」を継いで名付けられた。約250年前に建てられたというその茅葺古民家は残念ながら2014年に焼失してしまったが、これからは「NIPPONIA 後川 天空農園」がこの土地の記憶を伝える役割を果たしていく。
「NIPPONIA 後川 天空農園」は7月16日開業。