2020年07月07日 16:04

ダイバースパートナーズは、パートナー共済会より、「パートナー共済~わたしの愛をカタチに~」の募集・管理・運営業務を受託し、5月25日から加入募集を開始した。

51の地方自治体での同性パートナーシップ制度化や、抗HIVの新薬開発と進歩、性同一性障害から性別不合へのWHOでの名称変更など、性的マイノリティを取り巻く状況は昨今大きく変動している。一方で、これらの変化が、理解促進不足やデータがないことを理由に、保険や共済の仕組みに反映されていないという現実がある。誰しも守りたいものがあることは同じにもかかわらず、その想いを保険や共済ではカタチにできない。同社はその「壁」を壊し、大切な人へカタチを遺し、託すことができるようにしたい。そんな想いを込め、多様性(ダイバース)を認めあえる世の中をめざして、新しい共済「パートナー共済」を開発した。

「パートナー共済」の特徴は、LGBT当事者の「入りづらい」と感じるハードルをクリアした点だ。同性パートナーを死亡共済金受取人指定する際の、書類提出や面談は不要。HIV感染、性同一性障害を、健康状態に関する告知事項から除外した。また、HIV曝露前・後予防(PrEP・PEP)の診療に一時金を給付。加入手続きはWEB上で性別も聞かず、対面なしで加入手続きが完了する仕組みにした。

加入例は、「35歳・ブルーコース」月々の掛金4150円~。

パートナー共済