2020年07月07日 15:56

味の素は、本年発売50周年を迎える「ほんだし」をリニューアルし、8月下旬より全国で順次販売開始する。
同社の「ほんだし」は、香り、コク・味わい、それぞれに優れた3種のかつお節を使用。湿気にくい顆粒タイプで、さっと入れるだけで、様々な和風メニューの味付けを簡単手軽においしく仕上げることができる。年々高まっている時短・簡便ニーズや食の洋中化を受け、和食メニューの食卓出現頻度は漸減傾向が続いていたが、2018年度以降、みそ汁の喫食頻度は増加に転じた。子育て世帯を中心に「忙しい中でも簡単手軽に作れる」「野菜がたくさん摂れて栄養がある」などの理由から、みそ汁が今までの脇役的な存在ではなく、メインとなる具だくさんのおかずという位置付けに変化したことが背景にあると考えられる。
そこで同社は、この需要に応えるべく、9月から、「うちの満菜みそ汁」という、現代のライフスタイルにマッチした、具だくさんみそ汁の価値を伝える取り組みを新たに開始する。それに当たり、本年発売50周年を迎える「ほんだし」をリニューアル。具だくさんでもだしが効いて、素材の味を引き立て、味をまとめておいしく食べられるように、かつおの節やエキスを改良し、だしの香り・風味を向上させた。また、パッケージも一新し、「おいしさ決める3種のかつお節」「削りたての香り」というキーワードによって原料や品質の特長を表現するとともに、四季折々の彩り豊かな和食をイメージした華やかなデザインに仕上げている。
価格はオープン価格。発売日は8月下旬以降(自然切替)。発売地域は全国。