2020年07月07日 12:00

東京地下鉄(東京メトロ)は、7月8日、駅構内のバリアフリー移動経路、ホームと車両床面の段差・隙間及び車いす対応トイレ等に関する情報を分かりやすく届けるWebサービス「スムーズメトロ」の提供を開始する。
東京メトロでは、これまでエレベーター等の設置を進めるとともに、ホームと車両床面の段差・隙間の縮小等のバリアフリー設備整備を進めている。また、駅構内のバリアフリー移動経路やホームベンチの有無等について駅単位で検索できるWebサービス「ベビーメトロ」を提供するほか、2019年8月に国土交通省より車いす等の利用者が乗降しやすいホームと車両の段差と隙間の目安値が示されたことを踏まえ、目安値を満たす乗降口についてホームページ上で公表するなどバリアフリー情報の提供強化に努めている。
今回「ベビーメトロ」の姉妹版として新たにサービスを開始する「スムーズメトロ」は、駅構内のバリアフリー移動経路に加え、目安値を満たす乗降口や車いす対応トイレに関する情報等をまとめており、駅構内における円滑な移動のための情報を分かりやすく確認できる。また、今後の「東京メトロアプリ」リニューアルにあわせて、経路検索結果から利用駅の「スムーズメトロ」ページを確認できるようにするなど、東京メトロが進める大都市型MaaS「my! 東京MaaS」とも連携し、東京における「移動のしやすさ」を追求していく。
サービス開始日は7月8日。