2020年07月06日 17:11

Spectee(スペクティ)が提供するリアルタイム危機管理情報サービス「Spectee Pro(スペクティプロ)」が、東広島市の災害対応・危機管理対応として採用された。

「Spectee Pro」は、AI技術を活用して情報解析し、いち早く正確に緊急情報を配信、被害状況を可視化する危機管理情報サービス。TwitterやFacebookなどのSNSに投稿された情報をもとに、自然災害や火災、事故等の緊急性の高い情報、感染症に関する情報など、100以上の事象を、市区町村、空港や駅、商業施設、観光地周辺といった対象と組み合わせ、地図等で表示し、「どこで何が起きているか」をリアルタイムに確認できる。

さらに、スペクティではAIを活用し、デマや誤情報、情報の重要度などを的確に分析するとともに、24時間対応の専門チームによる情報の分析・精査も合わせて行うことで、現場の最前線で働く職員が情報に惑わされないように、万全のサポート体制を敷いている。

広島県内では、豪雨による土砂災害なども多く、また2018年の西日本豪雨など、近年激甚化する災害対応にこれまで以上の多角的な情報収集が必要とされていた。東広島市では、その情報収集手段の1つとして、市民がSNSに投稿する情報の活用を検討。SNSはデマや誤情報も投稿される中、AIを活用し、正確な情報を発生している事象や場所ごとに表示する「Spectee Pro」は、同市の災害対応等に有用であると判断されたため、導入にいたった。詳しくはこちら