2020年07月03日 14:56

三和建設と岩瀬コスファは、手軽に塩分補給ができる塩ゼリー「IWASE × SANWA SALT JELLY」を共同開発した。

気象庁の3カ月予報によると6月~8月の気温は、全国的に平年より高くなると予想されている。加えて、新型コロナウイルス感染症対策としてマスクの着用が習慣化していることで熱中症のリスクが高まっている状況だ。また、過去5年間の業種別の熱中症による死傷者数を見ると、建設業が最も多いという結果が出ている。

熱中症は高温多湿の環境に長くいることで体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節がうまくいかなくなることで起こる様々な症状の総称。熱中症が疑われるときは、水分だけではなく塩分も補給することが重要となる。

今回、岩瀬コスファと共同開発した塩ゼリーは、こうした炎天下で作業を行う建設作業員が手軽に塩分を摂取しやすいようスティック状のゼリーにした。ゼリーにすることで夏バテの際でも食べやすく、またキシリトール配合による冷涼感もあり、塩分補給はもちろんのこと、肌のバリア機能を保つと言われている美容成分も一緒に摂ることができる。三和建設では、熱中症対策として「IWASE × SANWA SALT JELLY」を全ての建設工事作業所に常設。過酷な環境で作業を行う職人たちの環境改善に積極的に取り組み「熱中症事故ゼロ」を継続していく。なお、一般販売は現在のところ予定していない。

三和建設