2020年07月02日 17:08

スカイエステートは、「ドローン操縦士技能検定(初級・上級)」を7月1日よりスタートした。
同社では運営するドローンスクールにおいて、「卒業生の進路につながる技術指導」をコンセプトに、これまで大手電力会社、鉄道会社、建設会社、リニューアル工事会社等の法人社員や、起業を目指す個人を支援してきた。ドローン操縦のホビー需要から、起業時のビジネスコンサルティング等、プロフェッショナルな人材育成まで幅広く対応したカリキュラムを展開する中で、ドローン操縦士のスキル可視化は優先度の高い課題と認識していた。ドローン操縦士に関する課題は山積みと言われている。実際に、同社で展開する建物外壁調査において、ドローン操縦中にGPS装置がロストするアクシデントなど、ビジネスの現場では気象や風速を捉えながら操縦するスキルが求められおり、スキル可視化はドローンのビジネス活用において必須の課題と感じている。
「ドローン操縦士技能検定」では、操縦スキルを可視化することにより、パイロットの安全飛行をサポートするとともに発注者がパイロットに仕事の依頼ができる技術指標となる検定を目指している。同検定は、トプコン社製のトータルステーションを活用し、飛行軌跡を分析評価し操縦スキルを検定。試験は、同社が展開するスクールのオープンコース、アドバンスコース、インストラクターコースのカリキュラムに組み込まれている。また、既に操縦士免許を保有する人は誰でも全国から受験(有料)できる体制を整えた。年4回まで受験でき、測定結果は受験生にデータで発行される。