2020年07月01日 14:47

近畿大学は、7月6日から、Slack Japanが提供するメッセージプラットフォーム「Slack」を、日本の大学で初めて、全学生・教職員、計3万6801人を対象に導入する。

「Slack」は、現在全世界150カ国以上において、1200万人の日間アクティブユーザーに使用されている。教育現場では、米のエール大学やアリゾナ州立大学をはじめ、世界中の数多くの高等教育機関に全学導入されており、今回、近畿大学が日本の大学で初めて「Slack」を本格導入する。同学では、Slack Japan協力のもと、最上位の大規模組織向けプラン「Enterprise Grid」を利用し、6キャンパスのすべての学生・教員および学部運営に携わる職員に「Slack」導入をすることで、キャンパス・学部を横断したコミュニケーションの活性化、そしてオンライン授業の質的向上を目指す。

同学では新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月11日からオンラインで授業を実施しているが、さらに円滑に進めるため、「Slack」を活用。大人数のオンライン授業や、オンデマンド(録画配信)授業で分からないことがあれば「Slack」で気軽に質問することができ、加えて、課題の配布、回収等も必要に応じて「Slack」で行うことができる。また、研究室、卒研ゼミ、基礎ゼミ、実習、講義などのプロジェクトやグループ単位でチャンネルを作り、対面や電話、メール等での従来のやり取りを「Slack」に変えることで、利便性を高め学生がいつでもどこでもサポートを受けることが可能となる。

近畿大学 / Slack