2020年06月24日 18:10

株式会社学情は、インターンシップの在り方が見直されていることを受け、2022年卒学生に、インターンシップに関するアンケート調査を実施した。
まず、「インターンシップ先を選ぶ基準」は、「志望業界である」が77.2%で最多(昨対比16.8ポイント増)、続いて「インターンシップの内容が面白そう」58.8%(同8.1ポイント増)、「入社したい企業である」55.2%(同22.7ポイント増)となった。昨年8月の調査から大きく回答数を伸ばしたものが、「選考での優遇」と「内定直結」。「インターンシップ参加により、その後の選考等で優遇される」(43.0%)は、昨対比3.28倍、「内定に直結するインターシップを行っている」(34.2%)が昨対比7.27倍となり、選考で有利になるインターンシップに参加したいという意向が伺える。
経団連が、大学院生から解禁する方向で調整している「インターンシップからの直接選考」の採用は、外資系企業など一部の企業で既に実施されているが、今後急速に「内定直結のインターンシップ」が拡大する可能性が考えられる。
希望するインターンシップの参加期間では、「1日」と「2日~3日程度」がともに65.2%で最多となった。昨年と比較して増加傾向にあるのが、「2~3日程度」(昨対比46.6ポイント増)と、「5日~1週間程度」(同30.5ポイント増)。より仕事内容を体験でき、また自身のアピールもできる複数日程のインターンシップが人気を集めていると考えられる。詳しくはこちら。