2020年06月24日 16:38

ウーマンズは、全国の20~70代の女性340名を対象に「新型コロナが女性にもたらした健康二次被害の実態調査」を実施した。

まず、「新型コロナによる日常生活の変化で、美容面・健康面で不調が出現したか」と聞いたところ、52%の女性が「不調が出た・持病が悪化した」と回答した。なお割合としては低いものの、15%の女性が「良い変化があった」と回答。テレワークなど働き方の変化により、睡眠時間をこれまでよりもしっかり確保できるようになったこと、電車通勤や職場内の人間関係から解放され心理的負担が軽減されたこと、通勤しなくなりメイクをしなくなったこと、普段よりも自由に使える時間が増えたことでスキンケアにかける時間が増えたことなどがその理由のようだ。

なお調査結果を年代別に見ると、特に不調出現の割合が高いのは40代で55%、不調出現の割合が他年代と比べて低かったのが20代と70代だった。「不調が出現した」と回答した女性に具体的な内容を聞いたところ、新型コロナによる生活の変化に起因した様々な不調が心身の至るところに出現していることがわかった。自粛生活や働き方の変化などによる生活サイクルの乱れでヘルスケア意識が低下したこと、過ごす時間が長くなった自宅内の環境が整っていないことなど、原因は様々だが、中には2月~5月の短期間の間で10もの不調が出現した女性も。

もともとの不調・持病の有無に関係なく健康状態・美容状態にネガティブな変化が起きている様子からは、コロナ共存時代がもたらした新たな健康問題が見えてきた。