2020年06月24日 16:10

シャープは、リモート健康見守りサービス「頭の健康@HOME」の提供を、6月24日より開始する。
同社は、介護施設における高齢者の生活機能訓練に関わる一連の業務をサポートする介護施設支援ソリューション「頭の健康管理サービス」を2019年8月から提供している。今回、「頭の健康管理サービス」をさらに拡充。施設利用者が自宅にいるときも認知機能を刺激するゲームや健康情報の入力ができ、その利用状況を介護施設のスタッフや家族が遠隔地から確認できる「頭の健康@HOME」の提供を開始する。
サービス利用者は、自宅のタブレット端末やスマートフォンなどから、認知機能を刺激する「頭の健康ゲーム」を利用できる。簡単なタッチ操作でゲームを楽しみながら、自宅でいつでもトレーニングすることができるほか、体温や体調などの健康情報の記録も可能。介護施設のスタッフや利用者の家族は、ゲームの利用状況や結果、健康情報などをクラウド経由で確認し、離れた場所から見守ることができる。
「頭の健康@HOME」は、「頭の健康管理サービス」の付帯サービスなので、同サービス導入介護施設は追加費用の負担なく利用が可能。また、9月30日までのキャンペーン期間中は、介護施設はもちろん、個人ユーザーも「頭の健康@HOME」を無償で利用可能だ。同社は、介護施設に通えないときでも自宅で手軽にトレーニングできる環境づくりに貢献していく。