2020年06月24日 12:52

バカンと鉄道会館は、6月23日より東京駅八重洲口商業施設「グランルーフ」で、行列に並ばず順番待ちができるweb整理券サービス「VACAN Noline(バカン ノーライン)」の実証実験を開始した。
バカンは、IoTとAIの力で、飲食店や商業施設などあらゆる場所の空き情報を活用したサービスを提供しているが、かねてより、順番待ちをしている間も買い物を楽しみたい、店舗に向かう前・途中に事前に順番待ちをしたいという利用者からの要望があった。行列ができる人気の飲食店ほど、行列の整理のためにスタッフが手を取られてしまい、また、昨今人の密集が好ましくないケースも増えてきている。
本取り組みでは、グランルーフのB1F飲食店において、店頭に行かなくてもwebからデジタル整理券を取得し、店舗の順番待ちができるようになる。店頭のタブレットから整理券を発券し順番待ちをすることも可能。メールアドレス等を登録することで、順番が近づいたらスマホへ知らせる。順番待ちをしている間、館内を自由に過ごせるため、店頭で並ぶことへのストレスの解消、新たな消費につながる可能性が生まれる。また順番待ちをしている状況は、グランルーフ入口2箇所に設置する電子看板(デジタルサイネージ)にも表示。電子看板に表示することで、利用者は施設入口で、施設内にある飲食店や店舗の空き状況を確認することができ、利用店舗の選択が可能となる。
実証実験期間は7月頃まで。