2020年06月23日 16:37

42Tokyoは、フランス発のエンジニア養成機関「42」の東京校「42Tokyo」を6月22日に開校した。
エンジニア養成機関「42」は、フランスの実業家が2013年に設立した。2016年にはシリコンバレー校が設立、現在は16カ国で展開されており注目を集めている。そして今回、東京校である「42Tokyo」が開校した。
「42Tokyo」は、年齢、学歴、性別に関係なく挑戦でき、学費が無料で校舎に24時間365日いつでも出入りできるなど、誰でも平等に教育を受けられる機会を提供する。また、授業は学生同士が学びあう「ピア・ラーニング」方式を採用し、課題解決力が自然と身につく教育システムが構築されている。
2019年11月7日から第1期生の募集を開始し、1月6日より入学試験Piscine(ピシン)を実施、その後世界的な新型コロナウイルス感染拡大を受け、4月開校予定を延期していたが、オンラインで学習できる環境を整備し、コロナ禍でも問題なく教育機会を提供できると判断したため、今回6月22日に開校する運びとなった。今後については、入学する187名の生徒の安全を第一に考え、オンラインとオフラインによる学習を組み合わせながら、誰もが平等に教育を受けられる学校運営を行っていく。校舎での学習については、人数制限を設けるなどし、生徒同士が十分に距離を保てる環境を整備。生徒の中にはオンライン学習の環境が整えられない人もいるため、しばらくはそのような生徒たちが校舎を優先的に利用できるよう調整する。