2020年06月22日 17:37

創友会ヒラハタクリニックは、新型コロナウイルスの感染拡大をうけて、日本に暮らす外国人の不安と不便を解消するため、英語・中国語に対応した年中無休のオンライン診療を6月から開始した。

ヒラハタクリニックは、1985年に開院。以来、長年にわたり渋谷で働く人々の健康を守ってきた。今回の取り組みは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴うオンライン診療の規制緩和措置に基づくもので、初診からオンライン(電話・ビデオ通話)で同院医師の診察を受けることが可能。問診から処方薬の受け取りまで、すべて母国語で利用できる。

現在の対応言語は英語と中国語で、今後は他言語への対応拡大も予定。診察の申込みから処方箋の発行までを、ワンストップで英語・中国語に対応したオンライン診療提供できる医療機関は同院が日本初となる(6月21日時点、同院調べ)。日本に暮らす外国人で、母国語で利用できるかかりつけ医が近くにある人は少なく、同院はこのような言語の壁で悩む人々の不便を解消し、同院のモットーである「安心の医療」を多くの人に届けたいと考えている。

診療科は、一般内科、消化器内科、糖尿病/内分泌科、呼吸器科、外科、循環器科、歯科。今後も診療科の拡大を計画している。採血や詳しい検査が必要になったときは、同院(東京都渋谷区)で直接検査をすることも可能。また、自宅で患者自身に少量の血液を採取・郵送してもらう検査や、他の医療機関に紹介状を出すこともできる。

診療日時は365日対応(9時~20時)。内科以外は曜日、時間の制限あり。

ヒラハタクリニック