2020年06月22日 12:15

Local Design Holdingsは、6月19日、福岡市博多区に宿泊施設「BUNSHODO HOTEL(ブンショウドウ ホテル)」をオープンする。
同社は、福岡市を中心に宿泊施設の企画・運営・清掃などを行なっており、「BUNSHODO HOTEL」は福岡市内4店舗目の運営施設となる。1階にはエスプレッソスタンドとギャラリー「TAGSTÅ(タグスタ)」がプロデュースするカフェラウンジ「TIMEZ ESPRESSO BAR & (タイムズ エスプレッソ バー アンド)」が同日オープンし、宿泊者以外の人も利用できる。
同ホテルのコンセプトは「Archive(アーカイブ)」。ホテル名「BUNSHODO HOTEL」は、かつてこの地で営まれていた書店「文照堂」に由来している。同ホテルではその名を受け継ぎ、本と居場所をテーマに、歴史と人の想いを蓄積し、未来に伝えるホテルを目指す。客室は全26室(定員76名)を備え、ダブル(定員2名/12室)・ツイン(定員3名/4室)・フォース(定員4名/10室)の3タイプを提供する。
施設・客室内には、福岡にゆかりのある書籍と、福岡を中心に活動するイベント&レーベル「10zine(テンジン)」がセレクトしたzine(アーティスト製作の冊子)を設置。さらに、同ホテルでは、書籍・zineを客室内に設置するだけでなく、訪れる人々からも本の寄贈を募集し(ブックドネーション)、本を通じた人と場所のつながりを創出する。
所在地は、福岡市博多区博多駅前2丁目12-13。